3・5公開ローレライは「これまで見たことない!」

日本映画初の本格潜水艦アクション映画「ローレライ」(樋口真嗣監督、東宝配給で3月5日公開)の完成披露試写会が27日、東京・港区のヴァージン東宝シネマズ六本木ヒルズで行われた。

 主演の役所広司(49)、妻夫木聡(24)、柳葉敏郎(44)とこれが映画デビューとなる香椎由宇(17)らが舞台あいさつ前に会見。役所は「皆さんがこれまで見たことのない映像です」と胸を張った。

 同作は終戦直前、3発目の原爆投下を阻止する密命をおびた潜水艦・伊507号を舞台に男たちの息詰まる戦いを描く。潜水艦や駆逐艦、それらの戦闘シーンや海上、海中シーンは全てCG。またジョージ・ルーカスのスタジオでサウンドミックスを行い、臨場感あふれる音響を実現した。

 俳優陣の撮影はスタジオに作られた潜水艦内部がメーン。とくに物語が展開する司令室は10畳程度の狭い場所で、空気も薄く閉じ込められての撮影だったため、役所は「俳優もスタッフも大変だった」と振り返った。撮影は夏だったため、大柄な樋口監督はサウナ状態で15キロも痩せてしまったほどだ。

 また、男優陣に混じり、物語の鍵を握る潜水艦の“秘密兵器”パウラを演じた紅一点、香椎は「完成して、今は胸がいっぱい。この作品で演じることの楽しさを学びました」と端正な顔をほころばせた。


〔写真:柳葉敏郎役所広司妻夫木聡=左から=ら男優陣の中で、ひときわ美しさを放った香椎由宇は、今後が楽しみな新人さん!=東京・港区=撮影・佐藤雄彦〕

★原作の福井晴敏氏も感慨深げ

 同作の原作小説「終戦のローレライ」を手がけた人気作家、福井晴敏氏(36)は、「戦国自衛隊1549」(手塚昌明監督、6月11日公開)、「亡国のイージス」(阪本順治監督、8月公開)など自著3作が公開される。平成12年から樋口監督と2人で企画を練り、この日にこぎつけた同氏は「4年半、手塩にかけた子供が元服する気分」と感慨深げだった。(サンケイスポーツ

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今年、僕が楽しみにしている邦画の一つ、『ローレライ』。この完成披露試写会の模様は今朝のめざましテレビで見た。海中の潜水艦とかはCGで作ったんだそうな。邦画にしては大きな製作規模で、キャストも豪華。本作が映画デビューの香椎由宇にも今後注目だろうな。ハーフっぽい顔だと思ってたけど、この子帰国子女なんだね。福岡に『香椎』っていう地名があるね、関係ないけど。
妻夫木聡、『約三十の嘘』とかこの試写会では髪下げてるけど、最近はこの髪型で固定してるのかな。前はおでこ出してた。