『亡国のイージス』を鑑賞

jin02122005-08-15

母が見たいと言っていた映画なので2人で見に行った。真田広之中井貴一・寺尾聡・佐藤浩市という日本を代表する俳優が出ていて、監督も有名な人、原作はベストセラーということで期待して見に行ったのだが。原作の映像ダイジェスト版みたいな感じだったな。実は原作の文庫本の1巻(即ち小説の前半部分)は読んだことがあったので、どのように映像化するのか興味はあったが実際映画を見てみて「やはり原作の髄までは捉えられていないな」と思ったのが感想。大々的に宣伝して揃った材料にも期待感が膨らんでいたがね、思い描いていたのと違うね。母曰く「演技に深みがない、日本独特の『間』がない、アメリカ映画みたい。真田広之太ってオジサンになっちゃったねえ」との事。新宿の金券ショップで買った前売り券は松竹の夏休み映画券でこれとマダガスカル妖怪大戦争のうち1回見れるという物だった。今となっては妖怪大戦争も見てみたかったなあ、と微かに思う。。最後に良かった点を。イージス艦が真っ二つに爆破するシーンや本物のイージス艦が航行しているシーンなど迫力があった。しかし「アイランド」の鉄道車輪の迫力に比べたら…orz 比べないようにしよう、意味が無い事だからね。